閉経後の困った症状としては閉経後骨粗しょう症があります
閉経後骨粗しょう症は、主要な女性ホルモンであるエストロゲンの欠乏が原因で起こります。
エストロゲンは女性の体内で、骨へのカルシウムの取りこみを調節する働きをしています。
閉経後骨粗しょう症は普通、51~75歳の閉経後の女性に発症しますが、この年齢よりも早く、あるいは遅く発症する人もいます。
女性では、閉経までの間は骨密度の低下が徐々に進みますが、閉経後は急速に減少します。
女性の閉経後5~7年の間の骨密度の低下幅は最大20%にもなります。しかし、すべての女性が閉経後骨粗しょう症を発症するわけではありません。
『ウィキペディア(Wikipedia)』によると
骨粗鬆症(こつそしょうしょう、osteoporosis)とは、骨形成速度よりも骨吸収速度が高いことにより、骨に小さな穴が多発する症状をいう。背中が曲がることに現れる骨の変形、骨性の痛み、さらに骨折の原因となる。骨折は一般に強い外力が加わった場合に起こるが、骨粗鬆症においては、日常生活程度の負荷によって骨折を引き起こす。骨折による痛みや障害はもちろん、大腿骨や股関節の骨折はいわゆる高齢者の寝たきりにつながり、生活の質 (QOL) を著しく低くする。骨粗鬆症は、中年以降に見られ、患者の8割は女性である。日本においては1000万人、アメリカ合衆国では3000万人に症状が現れていると考えられている。
骨は建築物に用いられる鉄骨などとは異なり、正常時は常に骨芽細胞と破骨細胞によって形成・吸収がバランスよく行われ、古い骨を壊し新しい骨を作り一定の量を保っている。高齢の女性においては性ホルモンの一種エストロゲンの産出量が閉経後に急速に低下する。エストロゲンには骨芽細胞の活動を高める作用があるため、閉経によって骨粗鬆症へと進みやすい。さらに女性は男性に比べてもともと骨量が少ないため、形成・吸収のバランスが崩れたときに、症状が表面化しやすい。
とある。
閉経後にエストロゲンが減少して骨粗しょう症になるとのことだが、
以前軟骨が磨り減っているといわれたが、閉経前後にますますひどくなるのだろうか???
不安、50にして背中が曲がったおばあさんは避けたい。。。
以前から冷えに悩まされている人はさらに症状がきつくなったり、以前は冷えの症状を感じなかったのに、更年期に入ってから、冷えを感じるようになったという人もいます。
顔や首、肩や胸のあたりはほてり、上半身は汗をかいているのに、足は冷たいという「冷えのぼせ」も更年期に多い症状です。
□対策
こうした症状は、漢方薬でよくなることが多く、ホルモン補充療法も有効です。
自律神経調整薬やビタミンEなどでよくなる人もいます。
温灸やマッサージ。指圧、遠赤外線療法などを試してみるのもよいでしょう。
ふだんからぬるめのゆにゆっくりつかり、入浴後に軽いストレッチをすると、体全体が温まってよいでしょう。
手足を熱めの湯と冷水に交互につけて、自律神経を鍛えるのもよいでしょう。
ウォーキングや適度な運動を続けると、全身の血行がよくなり冷えの症状が起こりにくくなります。
ボディスーツやガードルでからだを締め付けると、血行が悪くなって冷えを招くことがあります
食べ物も
「体を温める食べ物」主に寒いところでとれるもの、冬に収穫されるもの、地下にできる根菜類。
生姜、納豆、大根、カブ、人参、ゴボウ、かぼちゃ、ネギ、たまねぎ、レンコン、唐辛子、鶏肉、チーズ、アナゴ、プリ、イワシ、日本酒、もち米、黒砂糖、中国茶、紅茶、くるみ、ザクロ、みそ、塩などを
とるよう心がけましょう。
また、暑い季節でも、温かい飲み物をとるようにしましょう。野菜も火を通したものがおすすめです。
ホットフラッシュともいわれる、突然カーッとのぼせたり、ほてったりする症状は、エストロゲンの急激な減少でおこる更年期特有の症状です。
首のあたりがほてり、顔や手足が熱くなり、胸がどきどきする人もいます。どっと汗をかくことも少なくありません。
更年期の前半に現れることが多く、この症状をきっかけに更年期を自覚する人も少なくありません。閉経前後の6~7割の女性に、多かれ少なかれ、この症状が出るようです。
こうした症状は、自律神経系が乱れるために、皮膚のあたりの末梢血管が収縮したり拡張する運動神経に、一時的な異常が生じて起こると考えられています。
■対策
閉経を過ぎるころから、だんだんと症状はおさまっていくので心配は要りません。
普段から運動をしている人は症状の起こりかたが少ない傾向が見られます。
また、症状が出始めたら、大きく深呼吸をすると交感神経の作用がやわらぎ、症状が軽くなることがあります。
あまり気にせず、脱ぎ着のしやすい衣類とハンカチを用意して、積極的に活動しましょう
ホルモン補充治療はよく効き、1~4週間でよくなる例が多いようです。
漢方薬や自律神経調整薬、ビタミンEやメサルモンFというホルモンが効くことがあります
ただし、ときには高血圧や心臓系、甲状腺の病気でおこることがありますので、念のため検査を受けておきましょう。
この時期には、高血圧症や高脂血症などの生活習慣病が発生しやすく、目や耳や歯、骨や筋肉、皮膚も加齢による変化が起こっています。
こうした病気の初期は、自覚症状が現れにくいのが特徴です。
更年期の症状とかたづけてしまうと、治るはずの病気を見逃す恐れがあります。診察や検査を受けて異常が見つからなければ、更年期障害として、症状をやわらげる治療やアドバイスをもらえばいいのですから、必ず、医師の診察を受けましょう。
『更年期の症状と間違いやすい病気』
□月経不順
子宮筋腫、甲状腺機能の異常
□不正出血
子宮体がん、子宮筋腫、子宮内膜増殖症
□性交後の出血
子宮頸がん、頸管ポリープ、膣炎、膣部びらん
□頭痛が続く
脳腫瘍、くも膜下出血、甲状腺の異常、目・鼻・耳・歯の病気
□頭痛・めまい・耳鳴り・首や肩のこり
高血圧、低血圧、眼精疲労、自律神経失調症
□めまい・耳鳴り・難聴
メニエール病、突発性難聴、中耳炎、脳梗塞
□関節のこわばり・手や肩、腰の痛み
関節リウマチ、50肩・40肩、骨粗しょう症
□手足のしびれ
脳の病気
□動悸・胸苦しい
狭心症、心筋梗塞、不整脈、心臓神経症
□頻尿・残尿感
膀胱炎、子宮筋腫、子宮脱
□のどの渇き
糖尿病
□食欲不振・胃の違和感
胃炎、消化性潰瘍、胃がん
□便秘・下痢を繰り返す
大腸ポリープ、大腸がん、胃がん
□ゆううつ
うつ病
医学的には、「更年期におこるものの中で、一般的な診察や検査所見では異常が見つからない自律神経失調症を中心とした不定な症状を訴える状態」とされ、「更年期症候群」とか「更年期不定愁訴(不特定な訴え)」などとも呼ばれています。
「更年期症状(不定愁訴)」を分類してみると
■血管運動神経症状
ほてり、のぼせ、動悸、異常な発汗、手足や腰の冷え、動悸、頻脈
■運動器官系症状
しびれ、腰痛、肩こり、関節痛、背部痛、筋肉痛
■精神神経症状
頭痛、めまい、耳鳴、頭が重い、不眠、眠りが浅い、不安、憂うつ、イライラ、興奮しやすい、無気力、神経痛、孤独感、気分不安定、記憶力減退、もの忘れ
■消化器系症状
悪心、嘔吐、食欲不振、便秘、下痢、胃もたれ、腹痛、腹部膨満感、のどのつかえ
■泌尿器系、生殖器系症状
頻尿、残尿感、排尿時痛、月経異常、性交痛、口腔や外陰部の乾燥感、外陰部のかゆみ、不正出血、性欲低下、不感症、冷感症
■皮膚・分泌系
むくみ、静脈瘤、シミ、シワ、湿疹、皮膚のかさつき、口やのどの渇き、唾液分泌異常
■知覚系症状
しびれ、蟻走感、かゆみ、知覚過敏、知覚鈍麻
■その他
全身倦怠感、だるい、疲労感、胸部圧迫感、立ちくらみなetc.
「更年期症状」は、個人差も大きく、ときには症状そのものも時間とともに変化することが多いのですが、一般的には、"ほてり"や"発汗"、"のぼせ"などの「血管運動神経系」の症状がもっとも多いようです。
ただ、この時期の症状を何でも更年期の症状として、自分を納得させてしまうのは危険です。
気になる症状がある場合は、早めに婦人科医や内科医に相談しましょう